キーキャップのあれこれ
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キーボードの見た目に大きく影響するキーキャップ。
見た目を変えるだけのパーツと思われがちですが、
- サイズ
- プロファイル(形状)
- 素材
- 印字方法
- スイッチとの互換性
等、様々な要素があり、使い心地に影響する要素もあります。
見た目の好みだけで購入すると取り付けできないこともあるので、後悔しないために何となくでも理解してもらえると良いと思います。
今回は全体的にサラッと理解してもらえたらと思うので各項目を簡単に解説していきます。
キーキャップの「サイズ」とは?
キーキャップのサイズは、キーの横幅を表します。
単位には「U(ユニット)」が使われ、1U=通常キー1個分の幅(縦横共に19.05mm)です。

よく使われるサイズ
- 1U:アルファベットキーなど
- 1.25U:Ctrl / Alt など
- 1.75U:右Shiftなど
- 2U以上:Spaceなど
キーボードによって配置が異なるため、
キーキャップ交換ではまずここを確認する必要があります。
サイズで注意したいポイント
市販のキーキャップセットの多くは英語配列(US配列)が多く、配列の違うキーボードを使用している場合はキーキャップが合わないことがよくあるので注意が必要です。
Keyballは全てのキーが1Uサイズになってます。
プロファイルとは?
プロファイルは、キーキャップの高さや形状の違いを指します。

代表的なプロファイル
Cherry / OEM:定番で使いやすい
多くのキーボードで採用されています。各行によって高さや傾きが違います。
SA / MT3:高さがあり打鍵感が強い
Cherry / OEMより背が高く、厚みがあり、低い打鍵音が人気です。
XDA:広めでやや丸い
全て均一な高さで広い天面が特徴です。
DSA:低くてフラット
すべて同じ形で、上面が球体を軽く押しつけた跡のような形をしています。
キーキャップの素材
ABS( アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
- 安価で加工がしやすい
- 耐久性が他の素材と比べて弱い
- 表面がツルっとしている
- 長時間の使用で摩耗しやすい
PBT( ポリブチレンテレフタレート)
- 耐久性がある
- マットな質感
- 長く使いやすい
- コトコト音が出やすい
その他
- POM:ABSに似ているが高耐久
- 金属・木製:個性重視
印字方法
キーキャップに書かれている文字は、
印字方法によって耐久性や見え方が変わります。
レーザー刻印
表面をレーザーで削って文字を作る方法です。
- 比較的安価
- 摩耗に強いが、長期利用で薄くなることがある
パッド印刷
インクをスタンプするように文字を印刷する方法です。
- コストが低い
- 発色が良い
- 摩耗で消えやすい
昇華印刷(熱昇華)
熱でインクを染み込ませる方法です。
- 文字が消えにくい
- 比較的高価
- ABSキーキャップでは使用できない
ダブルショット
2色のプラスチックを成形して文字を作る方法です。
- 文字が物理的に別パーツ
- 文字が消えることがなく、耐久性が高い
- 高価
無刻印
そもそも文字が印刷されていません。
- キーマップを頻繁に変更する方は、いちいちキーキャップを付け替える必要がありません。
- 一個単位で販売されていることが多く、Keyballなどにもオススメ
対応スイッチ(互換性)
基本はMX互換
多くのキーキャップは、
Cherry のCherry MX規格に対応しています。
裏面が十字(+)になっているキャップです。

V1と表記のあるスイッチには取り付けることができません。
購入について
Keyballシリーズは全てのキーが1Uサイズ、かつキー数が一般的なキーボードと比べると少ないため、どうしてもキーキャップのセットを購入しようとするとCtrlやAlt、Spaceキー等の1Uサイズのキャップが同梱されていなかったりします。
そんな時はオーソリニアのキーキャップセットで商品を探すのがオススメです。※オーソリニアとはキー配列が横や縦にズレていない碁盤の目のような配列で、ほぼ全てのキーが1Uサイズで統一されています。
刻印が無くても気にならない方は無刻印のキーキャップがバラで販売されているので、そちらを購入すると最小個数で購入することができ、価格的にも抑えて購入できる場合もあります。
相場感については正直ピンキリですが、バラの場合、1個あたり50円程度〜高いものだと300円以上するものもあります。セット販売の場合は1セット2000円程度のものから1万円を超えてくる高級キーキャップもあります。
まとめ
キーキャップ選びでは、以下を押さえるのがポイントです。
- サイズ → 取り付けできるか
- プロファイル → 操作性・打鍵感
- 素材 → 手触りと耐久性
- 印字 → 見た目と消えにくさ
- 互換性 → スイッチに合うか
見た目が一番大事ですが、このあたりを確認しておくと後悔することなく購入できます。